梅雨の季節で雨が続くとどうしても部屋干しをしないといけない日が出てきますよね。
でも、一人暮らしの部屋の中に洗濯物を干すって意外と大変で、私も一人暮らしを始めたばかりのころは部屋干しには結構悩まされました。まず、そもそもこの狭い部屋のどこに洗濯物を干せばいいのか・・・。
そこで、一人暮らしの部屋で部屋干しをする時におすすめの場所や避けたほうがいい場所、さらに洗濯物を干すのに役に立つ工夫やグッズを紹介します。
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一人暮らしの部屋干しはどこに干す?
20代~30代はじめの一人暮らしとなるとやっぱりワンルームとか1Kの部屋がほとんどですよね。
となると、洗濯物を干すスペース、というよりそもそも部屋そのものにスペースがないという場合がほとんどです。
しかも、部屋の中に洗濯物を干すことが想定されていないのでハンガーや洗濯ばさみのいっぱいついたピンチハンガーを引っ掛ける場所がない・・・
そんな中でハンガーが引っかかりそうな場所となると思い浮かぶのはカーテンレールですよね。私も昔は何度となくカーテンレールにハンガーをかけて部屋干しをしてきました。
でも・・・実はカーテンレールでの部屋干しっていろんな意味で洗濯物を干す場所としては不向きなんですよね。
まず窓際ということで梅雨時は部屋の中でも湿度が高い場所になります。
雨がたくさん降っていれば窓の隙間から湿気が入ってきますし、近ごろはゲリラ豪雨とか日本でも雨季の様なじめじめ感がありますからね。
そしてカーテンレールなので当然そこにはカーテンがついてますよね。そこに濡れた洗濯物を干すわけなのでカーテンに濡れた洗濯物がくっつくし通気性も悪くなります。
つゆはもともと部屋の中の湿度が高いのでこの状態をずっと続けているとカーテンや窓周りの壁にカビが生えることもあります。
そして最悪の場合、洗濯物の重みでカーテンレールが壊れます・・・。
レールが歪むくらいならごまかしもききますが、留め具が取れてしまったりすると部屋を解約する時の敷金にひびいたりするので笑えません。
あと、部屋の壁にコートをかけるフックなどがついている場合はそこに洗濯物を干しがちなんですが、これも壁に密着しているので洗濯物が乾かないし、カビが生えたり湿気で壁紙が痛んだりする原因になります。
一人暮らしの部屋干しの場所の正解はここ!
そういうわけで、一人暮らしの部屋の中に洗濯物を干そうとすると洗濯物は乾かないし部屋は傷むしでなかなか大変です。
では一人暮らしの部屋では洗濯物をどこに干せばいいのか?
一人暮らしの狭い部屋で部屋干しをするならおすすめはお風呂場です。
バスルームは湿気が多いイメージですが、逆に言えば家の中で一番水気の多い場所なので換気がしっかりできるように作られている場所でもあります。
これが洗濯物を乾かすのにもぴったりなんですね。
一人暮らし用のマンションだともともとお風呂場に洗濯物を干す棒やひもが通せるようになっているところもあります。
そういうものがない時は突っ張り棒を買ってきて部屋干しする時だけ設置します。
つっぱり棒は100均などでも売られてますが、濡れた洗濯物を干すと結構な重さになるので太めでしっかりしたものを用意したほうがいいです。
細いつっぱり棒だと洗濯物を干すと重みで棒ごと落ちてしまって使い物になりません。
あと、突っ張り棒を通すとなるとお風呂場は端から端まで結構幅があるので買い物に行く前にお風呂場の壁と壁の間の長さを測ってから行きましょう。
つっぱり棒を買ってきたのに壁から壁まで届かなかった・・・なんて残念すぎます。
で、お風呂場に洗濯物を干す時は換気扇を回しっぱなしにします。通気がよくなって洗濯物が乾きやすくなるし、カビ対策にもなります。
換気扇にかかる電気代はそれほど高くないですから、梅雨の部屋干しのときくらい1日中つけっぱなしにしていてもたいしたことありません。
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一人暮らしの部屋干しは工夫すれば部屋にも干せる
ただ、中には浴室の壁が傷むということでお風呂場でのツッパリ棒禁止なんてマンションもあるんですよね。
そうなると、それこそ万が一傷をつけたら部屋を出るときの敷金が返ってきませんから部屋の中に干すしかなくなります。
洗濯物は干したい、でも部屋は傷つけられない、そしてなるべくお金も使いたくない、と私もこれまで一人暮らしの部屋の中に洗濯物を干す方法をいろいろ試してきました。
その結果として、洗濯物を干すために部屋にあれこれ細工をするよりもやっぱり室内用の洗濯干しを買ってしまうのが一番楽だなと痛感しました。
ちなみに私が買ったのはこういうタイプです。
物干しスタンド 洗濯物干し スタンド式物干しパラソル型3段 PORISH ステン...
これだと量も結構たくさん干せるし、もちろん部屋を傷つける心配もありません。
組み立て式で分解できるタイプなのでいらない時は箱に詰めてクローゼットの中にしまっておけます。
他にももっと小さなサイズや布団干しのような形のもの、最近は床と天井で棒を突っ張らせて立たせるものなど探すといろいろなタイプの室内用洗濯物干しがありますよ。
室内用洗濯物干しを選ぶ時のポイントとしてはまず自分の部屋に無理なく置けるサイズであること。
部屋干しで洗濯物を乾かす時は外干しの時よりも洗濯物と洗濯物の間にきちんと隙間をあけておく必要があります。
部屋が狭くなるからと小さいサイズの洗濯物干しを買って無理やりたくさんの洗濯物を干すといつまでたっても洗濯物が乾きません。
なので、部屋干ししている時はスペースをとられても仕方ないと割り切って、早く洗濯物を乾かして片付けてしまったほうがいいですよ。
部屋に干す場合はエアコンなどをうまく使うことで洗濯物の乾きを早くできるというメリットもあります。
一人暮らしの部屋干しの場所まとめ
一人暮らしの部屋できちんと部屋干ししようとするとどうしてもツッパリ棒とか室内用洗濯物干しとか便利グッズが必要になってきます。
お金はかかってしまいますが、1シーズンで何回も使うし、一度買ってしまえばその先ずっと使えるのでコストはそれほど高くないし無駄にはなりません。
カーテンレールに無理やり干していつまでも洗濯物が乾かないと悩むより気分もずっといいですよ。
少しでも早く部屋干しを終わらせるためにこちらも参考にどうぞ♪
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