ドラッグストアの日焼け止めコーナーで悩む。
日焼け止めのジェルとミルクってどっちのがお肌に良いんだろう?と。
何でもござれの20代を過ぎアラサーに突入、うっすらとお肌に衰えが見え始めそろそろお肌に気をつかおうと思ったのだけど・・・
実は日焼け止めのことが全然わからない。
ということで、私が日焼止め選びでまず疑問に感じた日焼け止めのジェルとミルクの違いについて書いておきますね~
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日焼け止めのジェルとミルクの違いは?
これまでたいした肌トラブルに見舞われたこともなく、いつも日焼け止め選びは
「ドラッグストアで安くて強力なやつ」
が定番だった私。
特にこだわりなく時にはミルクタイプの日焼け止め、時にはジェルタイプの日焼け止めを使ってきました。
だがしかし、ジェルとミルクでは日焼けどめのテクスチャーや使い心地に違いを感じるのは確か。
さらに、アラサーとなった今ではUVカット商品もできるだけお肌に優しいものを使いたい。
ということで、まずは日焼け止のジェルとミルクの違いはなんなのか比較してみました。
日焼け止めのジェルとミルクの使い心地の違い
ジェルタイプの日焼け止めの特徴
ジェルタイプの日焼け止めはサラッとしていて軽いつけ心地なのが特長です。
さっぱりとみずみずしい使い心地でベタベタしないので日焼け止めを塗っているのを忘れてしまうくらい。
蒸し暑い夏にはジェルタイプのサンケア商品の使い心地はありがたいです。
また、ジェルの日焼け止めはもともと透明のものが多いので塗った時に白浮きしないのもいいところ。
ミルクタイプの日焼け止めの特徴
ミルクタイプの日焼け止めは伸びがよく少量で広範囲をカバーできるので、顔だけじゃなく腕や脚にも使いやすいです。
つけ心地はしっとりとしているので乾燥肌には嬉しい使用感。
ただ、べたべたするのが苦手な人には使いづらいテクスチャーです。
あと、その名のとおりミルクタイプの日焼け止めは白い乳液状なので商品によっては白浮きが目立つものもあります。
ミルクタイプの日焼け止めはメイク下地など顔に使うUVカットコスメも多いので、きちんと試してから購入したほうが失敗がありません。
日焼け止めのジェルとミルクの落ち具合の違い
ジェルの日焼け止めは汗に弱く、逆にミルクタイプは汗に強いという特徴があります。
ただ、帰宅後にしっかり落とす時のことでいうと日焼け止めの落としやすさは
ジェル、ミルクの違いだけではどちらのが良いとはいえません。
どちらかといえばミルクタイプの日焼け止めほうが落としやすいい日焼け止め商品が多いです。
が、汗や皮脂に強いという特徴を活かしてアウトドア用など紫外線防止効果の高いミルクタイプの日焼け止めも売られています。
海や山、屋外のスポーツで使うような強力な日焼け止めはミルクタイプでも専用のクレンジングが必要です。
日焼け止めのジェルが肌に悪いって本当?
と、日焼け止めのジェルとミルクの特徴を見る限りではどちらのがお肌に良いとも決めがたい。
のですが、
「ジェルの日焼け止めはお肌に悪い!」
と確かどこかで聞いたことがある気がするんだけど・・・
なんでだ?
ということで、その点についても詳しく調べてみました。
そこでわかったのがこの2点です。
日焼け止めのジェルには紫外線吸収剤が含まれている
ジェルタイプの日焼け止めはジェルを透明にするために紫外線吸収剤という成分が含まれています。
紫外線吸収剤というのはその名のとおり、紫外線を吸収してくれる化学物質のこと。
この紫外線吸収剤が紫外線を吸収して化学変化を起こすことで、紫外線を肌に取り込むのを防ぎお肌への紫外線の影響を弱めてくれます。
ただ、敏感肌などお肌が弱い人にとっては紫外線吸収剤と紫外線が起こす化学反応がお肌への刺激になることもあります。
ひどいと肌がかゆくなったり赤くなってしまったり、アレルギー反応が出てしまうこともあります。
心配な時はジェルタイプの日焼け止めを腕の内側などにぬってみてパッチテストをしてから顔に使ったほうが安心です。
日焼け止めのジェルにはエタノールが含まれている
もう1つ、ジェルタイプがお肌に悪いといわれる原因があります。
それがエタノール。
日焼け止めを塗った時の使い心地をよくするためにジェルタイプの日焼け止めにはエタノールがたくさん含まれていることが多いです。
エタノールはお肌の水分を奪ってしまうことがあるのでジェルの日焼け止めを塗ると肌が乾燥したように感じることがあります。
日焼け止めを塗ると肌がつっぱる、乾燥するという時はジェルタイプの日焼け止めを使うのを控えて他のタイプに変えると治まることがありますよ。
と、この2つが「ジェルタイプの日焼け止めはお肌に悪い」という言われる大きな理由です。
となると、お肌に優しい日焼け止めはミルクタイプなのね♪
と思うんですが、ミルクタイプの日焼け止めにも気をつけたほうがいいことがあります。
ミルクタイプの日焼け止めには肌への負担が大きいものもある
さっきも書いたように、ミルクタイプの日焼け止めは水や汗に強い特徴があるので山や海で使うUVカット効果の高い商品もあります。
こういったアウトドア用の日焼け止めはSPFやPAなど紫外線カットの効果が高いです。
が、その分お肌への負担は大きくなります。
さらにウォータープルーフの日焼け止めであれば専用のクレンジングが必要だったり、日焼け止めをしっかり落としきれなかったり、お肌に負担をかける可能性があります。
なので、ミルクタイプの日焼け止めだから絶対に肌に優しいとも言えないのです。
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肌に優しい日焼け止めはどっち?
じゃあ結局、肌に優しい日焼け止めはジェルとミルクのどっちなんだ!?
ということになるんですが、私の結論としては選び方に気をつけたうえで
というところに落ち着きました。
肌に優しい日焼け止めを選ぶ時に気をつけるのがこれです↓
紫外線吸収剤が入っていない日焼け止め
メトキシケイヒ酸オクチル
ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸オクチル
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
オクチルトリアゾン
パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル など
成分表示を見てこういった成分が入っていなければ安心。
ですが、いちいち確認するのが大変!とも思いますよね。
そんな時は「ノンケミカル」と表示された日焼け止めを選ぶと紫外線吸収剤を含まない日焼け止めを選べますよ。
エタノールが入っていない日焼け止め
ジェルタイプに含まれるエタノールは肌の水分を奪って乾燥をすすめたり肌がつっぱる感じがすることがあります。
なので「お肌に優しい」という点でいうとミルクタイプの日焼け止めを選んだほうがいいとなります。
効果が強すぎない日焼け止め
UV防止の効果が強くなるほどお肌への負担が大きくなるので日焼け止めを使う状況にあわせて日焼け止めの効果の強さを選ぶのが大事です。
通勤や近所への買い物など日常生活で使うのであれば日焼け止めの効果はそこまで高くなくても大丈夫。
街の中での日焼け対策ならSPF10~30、PA+++程で十分といわれています。
ちなみにSPFは50、PAは++++(フォープラス)が最大です。
落とす時の肌ダメージが少ない日焼け止め
簡単に落とせて、日焼け止めの落とし残しが少ない日焼け止めのほうが肌には負担がかかりません。
その点でいうとお湯や石鹸で落とせる日焼け止めが一番です。
ただ、お湯や石鹸で簡単に落とせるということは日焼け止めを塗って活動している間にも日焼け止めが落ちやすいということ。
なので、時間が経ったらこまめに日焼け止めを塗りなおさないと紫外線カットの効果が薄れてしまいます。
日焼け止めにもよりますが、2~3時間に一度塗りなおすのが目安です。
日焼け止めのジェルとミルクの違いまとめ
ということで、日常生活で使うなら
ミルクタイプでSPF10~30、PA+++、お湯や石鹸で落とせる日焼け止め
がお肌に優しい日焼け止めという結論になりました。
で、さっそく試してみたミルクタイプの日焼け止めがこちら↓
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