天然素材の手作り虫除けとして人気のハッカ油の虫除けスプレーを作ったので網戸にも試してみました♪
部屋の虫除け対策といえば窓からの虫の侵入をどれくらい防げるのかがポイント!
ということで、ハッカ油の虫除けの効果や、効き目を発揮する使い方、気になる「はっか油で網戸が溶ける!?」という噂も検証してみました。
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ハッカ油の虫除けを網戸に使ってみた!
ハッカ油の虫除けスプレーは材料をただ混ぜるだけなので作り方はいたって簡単。
となると、気になるのはハッカ油の虫除け効果ですよね。
市販の薬剤入りの虫除け商品に比べたら効果が低いのかもしれないけど、本当に虫を撃退する力はあるんだろうか?
ハッカ油の虫除けを部屋に使うならまずは要となる窓周りで試したい!ということで網戸でハッカ油の虫除け効果を試してみました。
さっそく、できあがったハッカ油の虫除けスプレーを網戸に吹きかけてみる。
この時、私は窓を開けたまま部屋の中から網戸にスプレーしたんですが・・・
これは失敗でした。
外から部屋の中に入ってくる風に吹き戻されてハッカ油スプレーが全部自分にかかる・・・
まずい!と思って即座に目を閉じて息も止めたけど顔に思いっきりハッカ油スプレーをかぶってしまった
水で薄めているとはいえハッカ油もエッセンシャルオイルだから目に入ったり思いっきり吸い込むのは危なそう。
正直、顔にかけるのもちょっと心配。
というわけで、部屋の中からハッカ油スプレーを噴霧する時は気をつけて!
で、ですね、今書いたとおり、ハッカ油の虫除けスプレーを網戸に吹きかけるとミスト状のハッカ油スプレーは風に吹かれて一瞬でどこかにいきます。
つまり、
ほとんど残らない
ハッカ油の虫除けがなぜ効くかといえば、はっかの独特の匂いを虫が嫌がるから虫除けになるわけで。
ハッカのにおいがしなければハッカ油の虫除けは効かないのでは?という疑いが残る。
ただ、この時は風に吹き戻されてハッカ油スプレーが部屋の中に戻ってきたので部屋の中はハッカの香りでいっぱい。
ハッカ油の虫除けというかアロマみたいな感じ。
室内でハッカ油の虫除けをするならアロマディフューザーに入れるのもよさそう。
もちろん、網戸にも多少はハッカ油スプレーがついているので少しはハッカの匂いがします。
ただ・・・
この網戸に残ったハッカの香りも30分ほどで感じなくなります。
うーん、これはどうなんだろう?
人の鼻ではハッカの香りを感じなくてもハッカの成分がついてることで虫には効果があるのだろうか?
わからん。
ハッカ油の虫除けの香りの持続時間は30分、
ということで、念のためまたスプレーする。
虫嫌いな私としては本当に、一匹も虫を部屋に入れたくないわけですよ。
そうすると、ハッカの香りがなくなるとすぐにスプレーしないと心配になってしまう。
ハッカ油のスプレーってこんな頻度でスプレーしてもいいんだろうか?
ちなみに、窓を開けていて虫の侵入が多いのはやっぱり夜なので、夜にも実験をしてみました。
春先の夜に窓を開け、網戸だけにした状態で過ごしてみるという実験。
わが家は東京23区内の住宅街で、階数は3階、マンションの植え込みや近所の庭に木や植木はあるけど公園は近くにないという環境。
まずハッカ油スプレーを網戸に拭きつける。
30分すると匂いがなくなるからまたスプレーする。
そんな感じで1時間様子を見てみたんですが、
一応、この日は1匹の虫も部屋の中には入ってきませんでした。
が、
これがハッカ油の虫除け効果のおかげなのか、単純に春先で虫の数が少ないからなのかははっきりしないところです。
ちなみに、わが家は夏の夜に窓を開けているとユスリカみたいな小さな虫がたくさん入ってくるのですが・・・
その季節に実験する勇気はないなぁ。
そこは誰かに試して欲しい・・・で、ハッカ油の虫除けでも絶対大丈夫だってわかったら私も試す!
・・・だって、ほんと虫嫌いなんだもーん
ひとまず、春はハッカ油の虫除けでもいけた!
ハッカ油の虫除けの効果的な網戸への使い方
ちなみに、初めてのハッカ油の虫除けの網戸への使い方は吹きかけ方を失敗したので、もっと効果的な網戸への使い方がないか調べてみました。
すると、当たり前のようにちゃんとあった。
まずスプレーする場合。
ハッカ油の虫除けを網戸にスプレーする時は窓を閉めた状態で網戸にスプレーするといいです。
すると、網戸の向こうの窓が壁になるので霧になったハッカ油スプレーが風に飛ばされてすぐにどこかにいってしまうことがなくなります。
部屋の内側だと窓に触る機会も多いので、窓の外側から拭きかけたほうがハッカ油のべたつきがあっても気になりませんよ。
雨が降れば流れますしね。
あと、ハッカ油を虫除けとして網戸に使う場合にもっと効果がある使い方があります。
それが、網戸に直接塗ってしまうこと。
ティッシュや雑巾などにハッカ油スプレーを染み込ませて、それで網戸を拭きます。
こうすると風で飛ばされることなく、ハッカ油をしっかりと網戸につけることができます。
もしハッカ油スプレーを作る前なら、バケツに入れた水にハッカ油を垂らして、そこで雑巾をゆすげばそれでも大丈夫。
あまりハッカの濃度を濃くしすぎると皮膚がピリピリしたりするので適量を守りつつ、心配な時はゴム手袋をして触った方が安心です。
試してみると、網戸にハッカ油スプレーを吹きかけるよりは、塗りつけた方がハッカの香りがあるような気は確かにしました。
ハッカの香りが長持ちするような気もする。
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ハッカ油で網戸が溶けるって本当?
あと、ハッカ油の虫除けを網戸に使う場合に心配なのが「はっか油で網戸が溶ける!?」って噂。
せっかくはっか油で虫除けできても網戸が壊れたら元も子もない。
というわけで、その点についても調べてみました。
まず、なんで「はっか油で網戸が溶ける」といわれているかというと、
ハッカ油にはプラスチックを溶かす力があるからです。
といっても、全てのプラスチックを溶かせるわけではなく、ハッカ油が溶かせるのはポリスチレン(ps)という種類のプラスチックだけ。
なので、ポリスチレン素材の物にハッカ油は使えません。
そこで網戸に使われる素材を調べたんですが、
現在、網戸によく使われているのはポリプロピレン、ポリエステル、グラスファイバー、ステンレス、サランネットという素材が多いとのこと。
ようです。
ただ、そうは言っても、ポリスチレンって家の中の結構あちこちに使われてるんですよ。
例えば、パソコンやテレビ、エアコン、断熱材、浴室や洗面台の部品などなど、ハッカ油注意のものはいろいろある。
なので、網戸にポリスチレンが絶対に使われていないという保障はない・・・
ということで、もし心配だったら網戸のメーカーに問い合わせてからのがいいかもですね。
網戸のサッシとかにメーカー名がかかれてたりしますよ。
うちではそこまでしませんでしたけど、網戸にハッカ油の虫除けをスプレーしても網戸が溶けることはありませんでした。
ちなみに、築10年くらいの物件です。
あっでも、ハッカ油の虫除け効果を強力にしようとしてハッカ油の原液をそのまま網戸に塗ったら網戸が傷むかもなぁとは思いました。
ハッカ油は精油なので刺激が強いですからね。
それに、ハッカ油を塗ったことを忘れてうっかり手で触ってしまったら肌に痛みがでる心配もあります。
やっぱりハッカ油は水で薄めて使ったほうがよさそうです。
ハッカ油の虫除けを網戸に使ってみた感想まとめ
市販の虫除けスプレーよりはハッカの虫除けのほうが良い香りだし、殺虫成分が入ってないので体にも良さそう。
ただ、網戸に使う場合は頻繁にスプレーしちゃうのでハッカ油スプレーを吸いすぎるのもどうかな?とは思いました。
ハッカ油を虫除けにする時の注意はもあわせてどうぞ↓
ハッカ油スプレーを手作りしてみた感想はこちら↓
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