初めての胃カメラの時って内視鏡を鼻から入れるか口から入れるか迷いますよね。
そもそも口と鼻で何が違うのか?
苦しくないほうがいいけど、精度にも違いがあるのか?
私も初めての胃カメラで悩んだので鼻からと口からの違いや、それぞれのメリット・デメリットをまとめておきますね。
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胃カメラは鼻と口どっちから入れる?
私は派遣やアルバイトで生活してるので毎年の会社の健康診断なんてのもありません。
若い頃はそれでもよかったんですけど、私も30代になったし、そろそろ人間ドックとか受けたほうがいいかな~と。
で、初めて胃カメラの検査を受けることになりました。
これまで急性胃腸炎とかお腹の風邪でゲーゲー吐くことはあっても体自体はぴんぴんしてたので胃カメラにはご縁も興味もなく。
そんなわけで、人間ドックの申し込みの時に悩んだのが胃カメラをどこから入れるかでした。
え?胃カメラって口から入れるもんじゃないの?と。
でもどうやら鼻からも入れられるらしい。
え?何が違うの?苦しくないのは?精度も違うの?
ってか胃カメラって鼻からと口から、どっちが今のスタンダードなんだろう?
などなど、頭の中は疑問でいっぱい。
で、調べてみました。
私が人間ドックを受ける病院によると胃カメラを申し込む時の標準設定は口から入れるタイプになっている。
だから胃カメラは口から入れるのがスタンダードのようだ。
でも、申し込みやその後の確認で「胃カメラは口からでいいですか?」と何度も聞かれる。
え?鼻から入れたほうがいいのだろうか?
迷う・・・
ということでもう少し詳しく調べてみた。
胃カメラで苦しくないのは鼻と口どっち?
で、病院に電話して聞いて見たり、あちこちの病院の胃カメラの説明を読んでみた。
そこでわかったのは胃カメラで苦しくないのは鼻からいれる方法らしいということ。
胃カメラの辛さでよく聞くのが内視鏡が喉の奥を通る時の反射で「おえっ」とえづいちゃうことだ。
たしかに胃カメラを鼻から入れたら通り道が違うからそれは軽減されるのかも。
実は私、以前、声帯を見るために鼻から内視鏡を入れたことあるんですよね。
その時は喉の上の方までだったけど、確かに内視鏡を鼻から通しても苦しくはなかった。
じゃあやっぱり胃カメラも鼻から入れたほうがいいのかなぁ、と思うんだけど…
でも、もし痛みが少ないことだけが鼻と口から入れる差だったら鼻から入れる胃カメラが主流になってるはずだよな?と。
で、さらに調べてみるとやっぱり鼻からいれるか口から入れるかによって胃カメラの精度にも違いがあることがわかった。
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胃カメラの口と鼻のメリットとデメリット
じゃあ鼻と口で実際に胃カメラの何が変わるのか?というと大きく違うのは内視鏡の細さとカメラの画質の2点。
胃カメラを受ける身としてはそりゃ体内を通る管は細いほうが楽。
でも残念ながら現時点では胃カメラの管が細くなるとその先端につくカメラの画質の精度は落ちるそう。
鼻からと口からの胃カメラのメリット・デメリットを簡単にまとめるとこうなる↓
口からの胃カメラ
メリット
◎カメラや管が太いので画質がきれい。
◎経口内視鏡ではハイビジョン画像のカメラが増えている。
◎ライトが明るいので病変をみつけやすい。
デメリット
●内視鏡の直径が約7~10mmと太め。
●舌の上や喉の奥を通るので反射で「おえっ」となりやすい。
鼻からの胃カメラ
メリット
◎内視鏡の直径が5~6mmと細い。
◎鼻から通すことで舌の上を通らず、のど奥への刺激も少ないので「おえっ」となりにくい。
◎管が細いので検査中の痛みを軽減できる。
◎胃カメラを入れた状態でも検査中に会話ができる。
デメリット
●経口の胃カメラに比べてカメラの画質が劣る。
●ライトの光が弱く遠くが暗くなる。
●カメラのレンズの汚れがとれにくいので体内で曇ると見づらくなる。
●鼻の粘膜が傷ついて鼻時が出ることがある。
胃カメラは鼻と口どっち?まとめ
というわけで、痛みや苦しさを軽くしたいなら胃カメラを鼻から入れるほうがおすすめ。
ただ、胃カメラの画質や精度は口から入れるほうが良くなるので精度を重視するなら口から入れたほうがいいとなります。
で、目安としてはピロリ菌の検査をしたいなら口から、胃がんなどが出始める50代以上の人も口からの胃カメラのほうがしっかり検査できるとのこと。
私はまだ30代だしピロリ菌はあんまり意識してないからどちらにするか悩むところなんですが…
初めての胃カメラで一度しっかり胃の状態を見ておきたい!ということで今回私は口からの胃カメラを体験することにしました。
実際に胃カメラ検査を受けたときの体験談はこちら↓
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