前回は経口と経鼻の胃カメラの違いについてまとめました↓
というわけで、私は胃カメラ初体験なので標準の内視鏡検査がどんなものなのか知るために今回はひとまず口からの胃カメラ検査を受けてみました。
まずは胃カメラ検査の前日の食事や当日の検査前の準備について紹介しますね。
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胃カメラを口からいれた体験談
前回も少し触れましたが私は声帯の様子を見るために鼻から内視鏡を入れたことがあって、経鼻内視鏡は確かに痛みはほとんどありませんでした。
なので、胃カメラも鼻から入れたら楽なんだろうなぁと想像はできるんですが…
一応、胃カメラ検査のスタンダードは口から入れる検査。
しかも口から入れる内視鏡のほうがカメラの精度がいいらしいので、まずは経口の胃カメラを体験してみることにしました。
胃カメラの前日の食事
胃カメラの検査を受ける時は検査時に胃の中を空っぽにしておく必要があるので前日の夜から飲食にちょっとした制限があります。
私が人間ドックを受けた病院では胃カメラの前日は
(水は飲んでも大丈夫)
食事はなるべく消化のよい和食
(肉や脂っぽいものは消化しきれず胃に残る可能性があるので控える)
という指定がありました。
また、胃カメラ検査前の当日の朝ももちろん朝ごはんは食べられません。
私の内視鏡検査は11時の予約だったんですが、水やお茶などの水分の摂取も朝8時までと決められていました。
私はふだんから夕食は19時くらいにとるし、疲れている日は昼前まで寝てしまうこともあるので昼まで絶食といってもそんなに辛くはありません。
ただ、「飲食してはいけない」と言われると無性に食べたくなってしまう、というか、お腹空かないだろうか?と心配になってしまう…
「してはいけない」ってソワソワします。
もちろん、実際に空腹で倒れるなんてことはなく何事もなくすみましたw
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胃カメラ検査の準備
で、私は初めての胃カメラなのでかなり緊張していました。
痛いのかなぁ、苦しいのかなぁ、おえってなるかなぁ
(;´д`)=3
あれこれ心配が頭をよぎる…んですが、今回私は人間ドックだったので病院についたら流れ作業のように次々といろんな検査がやってくる。
そうこうしてるうちにあっという間に胃カメラ検査を迎えることになりました。
心配性で時間があるとどんどん緊張が増していくので私には逆にそれがよかったです。
私は人間ドックだったので検査着に着替えてましたが、外来で胃カメラだけ受けに来てる患者さんは普段着のまま胃カメラ検査を受けてました。
で、胃カメラの検査室に入る前にまず胃の中の泡を消す薬を飲みます。
液体の薬でやや小さめの紙コップに1杯くらい。
この薬がなんかまずい。
特別苦いとか濃い味がするというわけではなく、味自体は薄めなんですが、例えようのないなんとも言えない味がします。
そして、なんていうか、脂を水に溶かしたというか、ほんのちょっとぬるっとするような感じ。
ゆっくり飲んで大丈夫ですよ、と言われたけど、まずくてちびちびは飲んでいられず、意を決して飲み干す
で、この薬を持ってきてくれる時や診察台に案内される時、先生と対面する時などかれこれ3回くらい
「胃カメラは何回目ですか~?」
と穏やかに聞かれる。
「初めてです」と答えつつ、これだけ聞かれるって事はやっぱり初めての胃カメラって大変なのかなぁと不安がよぎる…
(゚ω゚;)タラー
胃カメラの内視鏡検査は先生と看護師さんの2人でやってくれます。
診察台に座るとまず喉に麻酔をします。
私が行った病院はスプレータイプの麻酔で、喉の奥にシュッと吹きかけられます。
味はちょっと苦い。
「ごくんと飲んでください」と言われてこれを3回くらいします。
歯医者さんで歯を削る前にする麻酔みたいな感じですぐに効いてきます。
喉の奥の感覚がなくなるという不思議な体験。
その間に胃カメラ検査の説明がサラッとされます。
内視鏡を入れて食道や胃の写真を撮って、もしポリープとかがあったら病変を採取します、とのこと。
あと、ここの病院では胃カメラを入れるときに専用のマウスピースをくわえます。
真ん中に内視鏡を通す穴が空いたプラスチックの小さな筒みたいな形のものです。
このマウスピースをくわえることで胃カメラが舌の根元や喉の奥にあたるのを防いで「おえっ」となる反射を抑えることができるんだとか。
喉の麻酔が効いてきて一通り説明が終わったら体の左側を下にして診察台に横たわります。
そしてマウスピースをくわえる。
マウスピースにはバンドがついていて、それをぐるっと頭に巻いて固定されるので自分でおさえたり、検査中にはずれる心配はありません。
これで胃カメラをいれる準備は完了、いよいよ・・・内視鏡を口から挿入です!
胃カメラを入れた感想はこちらに続きます↓
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