前回はスカートがきつくてファスナーが閉まらない時にすぐ試せる対処法を紹介しました。
で、これをやってもスカートのチャックが閉まらない・・・
そんな時にすぐできるおすすめの応急処置の方法やウェストに余裕を作るための便利なグッズを紹介しますね。
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スカートのチャックが閉まらない!どうする?
前回の記事で紹介したとおり、履き方を工夫したり姿勢を変えてみたり、あれやこれやと試してみるとお腹まわりがきついスカートでも意外とファスナーが上がったりすることがあります。
が!どーやってもファスナーが閉まらない!上まで上がる気配が微塵も感じられない!
そんな時もありますよね・・・
でもたまにしか着ないスーツをわざわざ買いなおすのは嫌だし、お直しに出すのもお金がかかってもったいない。
そんな時はどうするかというと・・・
というのも一つの手です。
いや、ほんとに、冗談じゃなく。
まずですね、スカートのファスナーってふつうは引き手(金具)がちゃんと下を向いていれば勝手に開くことはありません。
(安物のスカートは開くこともあるから絶対とは言えないけど・・・)
引き手が上を向いたままだと勝手に開いちゃうこともあるけど、下を向いていれば手で下に引っ張らない限りチャックはそこで止まってます。
なので、チャックを閉められるところまで閉めてあとはそのままにしておいてもスカートは履けるっちゃ履けるんですよね。
スカートのファスナーの応急処置
ただ、やっぱりそれだとちょっと心配ですよね。
万が一、ファスナーが下がって突然スカートが脱げちゃったらどうしようと。
安い服だとファスナーの動きが緩かったりするし、お腹周りがパンパンだと勢いよく動くことでチャックが下がっちゃうこともある。
そこで、ファスナーが上まで閉まらずホックやボタンも留められない時はちょっとした応急処置をしておくと安心です。
スカートのファスナーが閉まらない時の応急処置まず使えるのが安全ピン。
安全ピンは大きさによって使い方が変わります。
大き目の安全ピンならファスナーの一番上のウェストのところに使います。
ウェストのホックを留める金具のほうに安全ピンの針を通して、もう片方のスカートは縫って留めます。
こんな感じ↓
ボタンの場合はスカートに針を通さなくてもボタンを挟んで針を閉じても大丈夫です。
こうすることでウェスト部分に余裕をつくりながら固定することができます。
次に小さい安全ピンの場合。
小さい安全ピンはファスナーの金具の下に留めることで万が一ファスナーが開いてきても安全ピンに引っかってチャックが開くのを防ぐことができます。
安全ピンの針と針の間にファスナーの金具が引っかかる小さい安全ピンを使ってくださいね。
これだと安全ピンが大きすぎですが留める位置はここです↓
チャックが上がるところまでめいいっぱい上げて、そのギリギリ下を安全ピンで留めてしまうと動いた時やお腹の圧ではじける心配があります。
なので、少しゆとりを持って留めておいたほうが安心です。
あともう一つ、チャックが閉まらない時にスカートを止めるのに役立つものがあります。
それがベルト。
でも、女性用のスーツのスカートはベルト通しがないのでふつうのベルトだと滑ってうまく止められなかったりします。
そこで便利なのがこれ↓
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太めのゴムベルトです。
前の金具でガチャっと止めるタイプだと伸縮性のあるゴムベルトがウェスト部分をギュッと締めて押さえてくれるのでものすごく安定感があります。
もしベルトの金具が大きくてスーツのジャケットからチラチラ見えてしまう時は金具が横や後ろにくるようにベルトをまわしてしまえば大丈夫。
ベルト自体も黒などスーツと同系色にすればそんなに目立ちません。
スカートを履く直前にチャックが閉まらないことに気付いて急いでいる時は私はこの2つの応急措置でしのいでますよ。
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スカートのホックのお直しの便利グッズ
あと、もしスカートを履くまでに少し時間があるならウェスト部分を自分で簡単にお直しする対処法があります。
まずウェストお直し用の便利グッズを使うならこれ↓
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ゴムに留め具がついてる便利なアイテムで、ゴム部分が伸びるので簡単にウェストに3~5センチくらいの余裕を作れます。
商品によってスカートの止め具とホックに引っ掛けるだけのものや、片側を縫い付けるもの、ボタンタイプなど種類がいくつかあります。
ネット通販で買うのが楽ですけど急ぎの場合は大型手芸店なんかに行けばおいてるお店もありますよ。
(電話で確認してから行ったほうがいいです!)
あと、こういう便利グッズを買うのが間に合わない場合に代用できるのがヘアゴムです。
輪っかになっているヘアゴムの片側をスカートに縫いつけ、もう片方にフックに引っ掛けるだけ!
縫う手間さえ惜しまなければ実はこれが一番簡単で安心感もある方法です。
ヘアゴムの太さはスカートのフックの大きさにあわせて選んでくださいね。
なるべく太めのヘアゴムのほうが伸びたり切れたりする心配が少ないけど、フックが小さいとゴムが太すぎて引っかからないなんてこともあります。
あとはじめから輪っかになっているヘアゴムのほうが結び目がないのでほどける心配がないし、お腹にあたる邪魔な感覚もないですよ。
プラスチックの様なゴム素材のヘアゴムはすぐ切れるので使わないほうがいいです。
スカートのチャックが閉まらない時まとめ
スカートのファスナーを開けっ放しのまま安全ピンやベルトを使ってする応急処置は楽なんですけどスカートの丈の長さが変わってしまうことがあります。
(ウェストの高さが変わるのでファスナー側だけ短くなったり、スカートがベルトに引っ張られて全体的に短くなったり)
その点、縫い付ける手間はかかるけどウェスト部分に余裕をつくる対処法だと見た目をほぼ変えずに着られるのでスーツをきちんときれいに着たい時はこっちのほうがおすすめですよ。
あと、どちらにしてもウェストにゆとりをつくる対策をしてる時はスーツのジャケットは絶対に脱げないので気をつけてくださいね。
スカートを着るまでにまだ少し時間があるならこちらも参考にどうぞ↓
ウェストがちょっときつい、くらいならもしかしたらこのやり方で履けるかも↓
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