夏の知床、最高ですよ~私もまた行きたくてたまりません!
初めての知床観光だと限られた時間内でどこを見に行くか悩みますよね。
そこで、私が実際に知床に足を運んでみて感じたここだけは見逃しちゃいけない!という観光のおすすめスポットを紹介します。
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知床観光のおすすめNO.1スポット!
知床といえばなんといっても世界自然遺産になるほどの大自然が魅力ですよね。
正直、東京から行くとウトロの町をぶらぶらしてるだけでもすでに軽く別世界のように感じます。
でも、やっぱり世界遺産エリアに入ると景色がさらに格段に変わります。
そんな自然の魅力を間近で肌で感じられるのが知床五湖です。
知床五湖の散策は夏の知床に行くならぜったいにはずせないアクティビティですよ。
で、知床五湖の散策にはガイド付きで地上遊歩道を歩くコースと高架木道だけをあるく2種類があります。
ガイド付ツアーだと5000円くらいかかる一方で、高架木道を歩くだけなら無料。
さらに、そこまで自然に造詣があるわけじゃないしガイドをつけてまで歩く価値があるのかなぁ?
ということで、みんなここでどちらを観光するかで迷うんですよね。
でもこれ、正直、比べるまでもありません。
断然、ガイドつきの地上遊歩道のツアーで決まりです。
知床五湖のホームページの写真を見ればわかりますが、高架木道は森を抜けた高原部分にあるので広大さは感じられるけどそこまで自然の豊かさにはふれられないんですよ。
歩いてもそんなに景色も変わらないですし。
一方で、地上遊歩道は知床の森の中を歩きます。熊がすむ森の中です。
これ、最初はめちゃくちゃ冒険っぽいドキドキを感じられるし、ぐるっと一まわりすると自分でも驚くほどリフレッシュするし癒されますよ。
で、夏場は知床五湖ウォークはガイド付じゃないと歩けないんですけど、たぶん、ガイドさんなしで歩いたら素人はそれこそつまらないです。
というのも、知床の森の中にある熊や鹿、リスなどたくさんの野生動物の存在ってちょっとしたことで感じられたり、痕跡を見つけられたりするんですよ。
なので、なにもわからない人がただ歩いてもそれこそ東京で高尾山に登るのと変わらないただの森歩きになっちゃいます。
知床エリアのあふれんばかりの自然をめい一杯味わいたいなら知床五湖のガイド付きウォーキングは行かなきゃ損です。
私が知床五湖ツアーに参加したときの様子や詳細はこちら。
知床観光で夏ならこれ!
知床五湖は知床を陸から堪能するアクティビティですが、知床のもう一つの魅力はやっぱり海です。
冬は流氷で閉ざされてしまい、春秋はとても寒いのでやっぱり海に出るなら夏なんですよね。
というわけで、2つめのおすすめスポットはウトロ漁港からの知床クルーズです。
知床の海は驚くほど青くて美しいので船が出るだけでテンション上がりますよ!
知床クルージングは海から知床半島の岸に沿って知床の自然を堪能します。
海からしか見えない絶景や、コースによっては知床半島の先っちょまで行くこともできますよ。
そしてクルーズでもお楽しみはなんといっても知床の野生動物です。
オジロワシなどの野鳥や、運がよければイルカを見ることもできます。
そして誰もが一番楽しみにしてるのが野生のヒグマです。
陸上での観光中にひぐまに出くわしたら一大事ですからね、これも海からだからこその光景です。野生の生きた熊が動く姿を眺められます。
知床クルーズの感想や詳細はこちら。
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知床観光の穴場で自然の美しさを堪能
知床五湖や知床クルーズはいわば知床観光の目玉ですが、ここからは実際に足を運んだからこそわかる絶景ポイントや穴場を紹介します。
●プユニ岬
ウトロから知床五湖の知床自然センターに向かう途中の坂道にある絶景スポットです。
クルーズの出発点であるウトロ漁港のあたりからどこまでも広がるオホーツク海が眺められる開放感抜群の展望スポットです。
人気なのは夕方で、オホーツク海をオレンジ色に染めながら沈んで行く夕日の美しさがとてもロマンチックで評判です。
でも、私のおすすめは天気の良い日の午前中から昼にかけてです。
この時間帯の海は、はっと息をのむ驚くほどの青さなんです!
びっくりするくらいきれいな青で、吸い込まれそうなほど青いってこういうことだな!って感じるくらい、めちゃくちゃ美しい光景が広がっています。
で、このプユニ岬なんですが、かなりのビューポイントにも関わらず、実はあんまり目立たないんですよ。
ちょっとした標識があるだけでこれといった展望台もないし駐車場もありません。
なので車で行った場合はプユニ岬の手前にある見晴橋近くのわき道に車を止めて見に行くことになります。
バスで行く場合は知床自然センターから徒歩で15分くらいです。
ちょっと行きにくいしガイドブックでも小さめの紹介なんで私もあまり注目してなかったんですが、実際に目にしたあの輝く青い海の光景は今でも忘れられません。
時間や天気によって見え方が全然違うので運の良さも必要ですが、絶景を見られたら忘れられないですよ。
二つ目はウトロと羅臼をつなぐ知床峠です。
知床峠の展望台は昼間に行くと羅臼岳や樹海、天気がよければ北方領土の国後島が見えるビューポイント。
なんですが、実は私のおすすめは夜の知床峠です。
知床観光に行った時に私は民宿に泊まったんですが、その民宿のおじさんが「夜の知床峠すごいよ~」と教えてくれて車で連れて行ってくれたんです。
もちろん、夜の知床峠なんてガイドブックには全然紹介されていないのでどうなのかなぁ?と思ってたんですが、行ってびっくり、これまた異世界の感覚でした。
まず真っ暗な峠道を走って行くのがスリリングです。
というのも、その民宿のおじさん、しょっちゅうお客さんを夜の知床峠に案内しているそうなんですが、なんと・・・
ちょっと前に来た時にヒグマに遭遇したそうなんですよ。
車のライトの先のほうで何か大きなものがが動いていて、よーく見たら熊が道を横断してたんだそうです。
そう、知床ってそういうところなんですよ笑
熊がすむエリアと町の間に柵や仕切りがあるわけでもなく、ほんと、どこに熊が出てもおかしくないんです。
私が札幌に住んでるときも、「知床で熊が海を泳いでキャンプ場のほうに上がっていった」というローカルニュースがありました。
いくらでも熊がでる地域に屋外のキャンプ場を作るってのもすごいんですけどね笑
で、知床峠は夏は夜でも走れるんですが車はまったく走っていません。
なので知床峠の展望台にあるだだっ広い駐車場も自分たちの車だけで、あたりはしーんと静まり返っています。
夜の知床峠の展望台の魅力は夜空です。
私が行った日は満月だったので明るい月明かりに照らされた山陰がどこまでも続いていてなんとも不思議な景色なんですよね。
そして月明かりのない新月の頃に行くと空中に散らばった満天の星空が楽しめるんだそうです。
これ、めちゃくちゃ見たかった!いつか絶対リベンジしようと思ってます。
で、さっきも行ったようにどこからともなくクマが現れるスリルと隣りあわせなのがまたなんともいえません笑
本当に怖いので、無駄に大きい声でおしゃべりします笑
草むらから離れた駐車場の真ん中あたりで360度見渡せるところに車を止めるのがいいと思います。
ちなみに、知床峠を走るバスは夕方には終わっちゃうので自分の車かレンタカーがないと行けないです。
夜の知床峠はまったくノーマークだったので地元の人だからこそ知ってる穴場だなぁと思いました。
夜の知床峠に行く時は月の満ち欠けと熊に気をつけてくださいね。
知床観光の夏のおすすめまとめ
知床は自然遺産だけあって本当に大自然に圧倒される場所ばかりです。
アクティビティはちょっとお金がかかりますけど見に行くだけの価値はあります。というか、見に行かないと知床まで行った意味がない気がします。
知床ってなかなか行けるところじゃないですからね、後悔のない旅行にしてくださいね。
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