引っ越し前の手続きって初めてだとよくわからないですよね。
私も引っ越しは何度かしてますが、その度に引っ越し前の手続きは何をするんだっけ?と思い出すところからです・・・
というわけで、私自身のためにも単身者が県外に引っ越す場合に必要な引っ越し前の手続きをまとめておきますね。
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県外への一人暮らしの引っ越し手続き 1~2ヶ月前
賃貸物件の解約手続き
引っ越しをすることが決まったらまずはじめに今住んでいる物件の解約手続きをします。
賃貸物件の場合、ほとんどの物件は退去予定日の1~2ヶ月前に解約の申し出が必要です。
最初に部屋を借りた時の賃貸契約書に書いてあるはずなので確認してくださいね。
ピンポイントで引っ越し予定日が決まっていなくても引っ越すことが確実なら伝えておかないと退去時にトラブルになることがあります。
引っ越しの予定が立ったら早めに管理会社や不動産会社、大家さんなど必要なところに連絡します。
あと、物件によっては退去日に管理会社の人や大家さんの立会いで部屋の破損のチェックをしたり、鍵の返却をする場合があります。
その場合、立会いができる曜日や時間を確認しておいたほうがいいです。
以前、私が引っ越す時に、立会う管理会社の営業が平日のみという物件がありました。
でも私は引っ越し直前の金曜まで仕事、土日で引っ越し、月曜からは新天地で仕事で土日しか対応できない・・・
この時は「立会いができるのが平日のみ」と知ったのが引っ越しの直前でかなりドタバタだったんですが、事情を説明して幸い日曜日に立会いをしてもらえました。
柔軟に対応してもらえない場合もあるので事前に確認して引っ越し予定をたてたほうが安心です。
県外への一人暮らしの引っ越し手続き 1ヶ月前
インターネットの解約手続き
今はマンションにインターネット設備が備え付けの物件もありますが、インターネット回線とプロバイダを自分で契約している場合は手続きが必要です。
引っ越し前の手続きとしては基本は解約手続きになります。
ただ、契約内容や利用期間によっては解約すると違約金が発生する場合があります。
その場合、もし引っ越し先の新居で同じ回線とプロバイダを利用できるなら移転手続きをとることもできます。
解約手数料や移転手続きの手数料はサービスによって違うので契約している会社に確認しないとわかりません。
あと、新居のインターネットを新規で申し込む場合、契約してからネットが使えるようになるまで少し時間がかかります。
特に引越しする人が多い3、4月はネットの開設工事も混み合います。
なので、旧居のネット解約の手続きと同時に、新居が決まったら入居前にインターネット開設の申し込みをしておくとスムーズです。
火災・地震保険の解約手続き
賃貸物件を借りる場合、火災保険や地震保険などに加入するのが一般的です。
賃貸の火災保険は2年掛け捨てのものが多いので、解約の手続きをしなければ加入してから2年経つと自動的に契約は終わります。
もし、2年以内の引っ越しで引っ越し先がまた賃貸物件の場合は住所変更などをすればそのまま契約を引き継げることもあります。
ただ、賃貸マンションの火災保険の契約って自分ではあんまり把握してないんですよね。
一人暮らしに慣れてなかった頃、私は2年の契約が切れるときに手紙が来て初めて「あれ?こんなの加入してたんだ」と認識したことがありました
もし自分が加入してる保険がわからない時は賃貸物件の管理会社などに聞くと加入してる保険会社の情報を教えてくれますよ。
手元に保険の契約書類ない!どうしよう!?という時でも住所や建物名を伝えれば保険契約の内容はだいたいわかるので安心してください。
粗大ゴミの手配
引っ越し準備を始めると大量にゴミや不用品が出てきますが、中でも注意が必要なのが粗大ゴミです。
粗大ゴミは他のゴミと違って毎週決まった曜日に回収に来てくれるわけじゃありません。
自治体ごとにルールは違いますが、だいたいどこも粗大ゴミの引き取りの申し込みと処分するゴミの種類や大きさによってお金の支払いが必要になります。
で、粗大ゴミの引き取りは今日頼んで明日来てくれるとは限りません。
なので、粗大ゴミがでる場合は引取りまでの日数や曜日などを早めに確認しておいたほうが安心です。
ちなみに、私は引っ越す時にベッドを捨てたことがあったんですが、引越し日と粗大ゴミの引き取り日が微妙にずれてしまい、引越しまでの最後の1週間を寝袋で過ごしたことがあります。
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県外への一人暮らしの引っ越し手続き 2週間前
転出届の提出
県外への引越しはもちろん、今住んでいる市区町村から出る場合は役所で転出届を提出します。
今住んでいる地域で転出届を出し、新居の地域に転入届を提出することで住民票を移すことができます。
転出の手続きをすると「転出証明書」がもらえます。
これは転入の手続きで必要になるので引越しのドタバタでなくさないように大事に保管してくださいね。
転出の手続きは引越し当日の14日前からできます。
手続きの際に引越し先の住所が必要になるので新居の住所のわかるものを忘れずに!
国民健康保険の資格喪失手続き
国民健康保険に加入している場合は今住んでいる地域の役所で保険の資格喪失の手続きが必要です。
保険証が必要なので忘れずに持っていってくださいね。
ライフラインの解約
電気、ガス、水道の使用停止の連絡がそれぞれ必要です。
メーターが室内にあったり、オートロックのマンションに住んでいたりすると使用停止の手続きの時に立会いが必要なこともあります。
ちなみに、新居に引っ越すとそちらではライフラインの使用開始の手続きが必要になります。
事前に手続きをしておかないと引越し当日に使えないこともあるので注意が必要です。
特に気をつけないといけないのが電気とガス。
電気は従来のメーターであればブレーカーを上げればすぐに電気がつくようになりますが、スマートメーターという新しい設備の物件だと事前に手続きをしておかないと電気がつきません。
ガスはたいていの場合、ガス会社の人が来て立会いで開栓作業をします。
開栓作業の予約は受付が前日までということもあるので引越し当日に依頼しても翌日以降じゃないと対応してもらえないこともあります。
引越し前に電話をして引越し当日に開栓に来てもうのがベストです。
郵便局の転送手続き
近くの郵便局の窓口に転居届を出すと、届出を出した日から1年間、旧住所あての郵便物等を新住所に無料で転送してくれます。
ちなみに、転送開始希望日を記入できるので引越し日までは旧居に配達してもらうこともできますよ。
転送の手続きをする時は本人確認と転居届に記入する旧住所の確認があるので運転免許証や保険証など住所の入った身分証明書が必要です。
NHK受信料の住所変更手続き
ふだんあまり意識しないかもしれませんが、NHKの受信料の支払いは義務です。
テレビやテレビチューナーが内蔵されたパソコンや携帯を持っている人はみんな払わないといけません(たとえNHKを見なくても)。
県外への一人暮らしの引っ越し手続き その他
その他にも人によっては必要な手続きがあるのでざっとあげておきますね。
・駐車場の解約手続き
・CS放送・衛星放送・ケーブルテレビの契約変更手続き
・原付の廃車手続き
・介護保険被保険者証の返納
・固定電話の変更手続き
・新聞の購読や配達サービスなどに関する手続き
・ペットの登録事項変更届
県外への一人暮らしの引っ越し手続きまとめ
引っ越し日が近づいてくると何かと忙しく時間がなくなってくるので早め早めの行動でやることを終わらせていきましょう。
二度手間にならないように手続きに行く時は持ち物の確認も大事ですよ。
引越しの後に必要な手続きについてもまとめておきますね↓
東京~札幌の引っ越し料金についてはこちら↓
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