前回は私が富士山に登った時の服装について紹介しました↓
そして今回は富士登山で服と同じくらい重要になる靴選びについてです。
富士山の山頂を目指すとなると登山は一日がかり、靴選びで失敗するとかなりダメージが大きいです。
そこで、私が富士山に登った時の体験談から靴選びのポイントや準備の注意点について書いておきますね~
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富士山登山の初心者の靴選びのポイント
富士山に登る時は靴選びも悩みますよね。
毎年夏になると富士登山の話題がテレビで取り上げられますが、登山者の格好は本当に様々。
靴も本格的な登山用のトレッキングシューズの人もいれば、街で見かけるスポーツブランドのスニーカーの人もいる。
中には素足にサンダルで登る人もいて問題になってたりしますよね。
さすがにサンダルで登ろうとは思わないですが、登山初心者だと登山靴とスニーカーの違いがよくわからない。
富士山の登山道がどんな感じかもわからない。
登山靴はいらない?
ふだんのスニーカーで登れるのか?
それとも、登山用のトレッキングシューズを用意した方がいいのか?
結論から言うと、できれば
ちなみに、私が初めて富士山に登った時は前年に妹が富士登山をしていていろいろ話を聞いていたのでかなりしっかりした登山靴で行きました。
登山靴を東京で買うなら神保町にいくと山道具を扱うスポーツショップがたくさんありますよ♪
私が買ったのはハイカットのこういうタイプの登山靴↓
実際に富士山に登ってみて
登山靴を準備してきて本当によかった~
って私は心底思いました。
何がそんなによかったかというと、
まず、富士山の登山道はかなり足場が悪いです。
5合目あたりはまだ木も生えてるし土のあるいわゆるふつうの山道といった感じのところもあります。
でも富士山は上に行けば行くほど岩場のような場所が増えてきて足元がでこぼこしてます。
そんな道でも登山用のシューズなら靴底が厚く固くできているので足への衝撃や負担を和らげてくれるし、歩いていて安定感があります。
逆にふつうのスポーツ用スニーカーだと登山靴に比べて地面の感触がダイレクトに足裏に伝わります。
なので富士山の登山道を歩き続けるとかなり疲れる。
さらに、足場が不安定だと歩いていてよろめいたり転んでしまうこともあります。
そんな時でも怪我をしないように登山靴はハイカットで足首までしっかりサポートしてくれてる靴が多いです。
富士山はローカットのふつうのスニーカーでも登れないことはないんだろうけど、足の疲れ具合や怪我をする心配は大きいということですね。
あと、登山靴やトレッキングシューズは防水機能もしっかりしてます。
登山では途中で雨に降られることもあるし、富士登山は登山時間が長いので濡れた靴で歩き続けるのは本当に辛いです。
その点、防水対策がされた登山靴なら水もしみにくいし、靴底も滑りにくいようにできているので濡れた足場の悪い道でも安心。
登山靴は雨対策も重要なポイントになります。
ちなみに、富士山登山で私が登った吉田ルートの場合、5合目から山頂までの上りの所要時間が約7時間。
登山に慣れてないともっとかかります。
さらに山頂から五合目までの下りでも3~4時間はかかる。
富士登山は本当に丸一日かけての山登りになるので靴選びで失敗するとかなり痛手ですよ。
というわけで、2万円近くしたんですが私は靴だけは自分の物を買って富士山に行きました。
富士山登山の靴はレンタルもできる
そうはいっても、その登山靴、やっぱり日常生活では使い道がないんですよね。
富士山から帰ってきてからは「防災用に」としまい込んでたんすの肥やしになっている・・・
やっぱり一度の富士登山のために数万円で靴を買うのは痛手だなと思う人もいると思います。
そんな時に便利なのが前回の服装の話の中でも紹介した登山道具レンタルです↓
このサービスを使えばウェアといっしょに富士登山にぴったりの登山靴もレンタルできます。
ただ、ウェアと違って靴のレンタルは気をつけないと失敗することもあるので注意が必要です。
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登山靴をレンタルするならここに注意!
登山靴をレンタルで借りる場合に失敗しがちなのがこのあたり↓
富士山登山の靴のレンタルはフィッティングができない
登山靴をレンタルで借りる場合、たいていはネットでの申し込みになります。
なので、当たり前ですが試着ができません。
同じサイズでも靴によって若干サイズ感が違うし、靴下の厚さなどによっても足の大きさが変わりますよね。
登山靴をレンタルする時は登山当日に履く靴下を履いた足の大きさでサイズを選ぶのが大切です。
登山用の靴下は厚みがあるのでふだん履いてる靴のサイズだと小さく感じることもありますよ。
富士山というハードな山登りで長時間履くのに足に合わせられないというのはやっぱりちょっと心配です。
ちなみに靴下なんですが、私は神保町に登山靴を買いに行って同じ店で登山用の靴下を買いました。
山道具のショップが近所にない場合は登山用の靴下のかわりにユニクロやワークマンの厚手の靴下も使えそうです。
富士山登山の靴のレンタルは履き慣らしができない
登山道具のレンタルサービスを利用すると登山日の数日前に注文した商品が自宅に届きます。
なので、靴を足に慣らす時間がほとんどないんです。
ふつうのスニーカーを平地で履くならそれでも何てことないかもしれないんですが、靴が登山靴で、しかも行くのが富士山となるとかなり心配。
というのも、
まず、登山靴って靴そのものがかなり重いんですよ。
私が買った登山靴は片足で500gもありました。
500gってイメージ湧かないかもしれませんが、例えるなら500mlのペットボトルを足にくくりつけて歩くようなものです。
しかも歩くのは平地じゃなくてどこまでも上り坂が続くハードな富士山の登山道。
これ、慣れてないとかなり疲れます。
その他にも登山靴を履いて歩くとつま先が痛いとか、かかとが浮いてしまうとかいろいろあります。
正直、最初のうちは登山靴を履いて平地を歩いているだけでも疲れるくらいです。
なので、もし登山靴をレンタルするなら富士山に行くちょっと前からアンクルウェイトをつけて歩く練習などをしておくといいですよ↓
アンクルウェイトは最近はダイソーなど100均でも売ってますよ。
富士山登山の靴のレンタルでは靴ずれに注意
登山靴のレンタルで心配なのが靴ずれや足の痛みです。
登山になれない初心者が履きなれない靴で長時間歩くわけですからいろんなところに痛みが出る可能性があります。
まず心配なのが靴ずれ。
登山靴や本格的なトレッキングシューズはふつうのスニーカーとは形も重さも違う。
さらに、スニーカーに比べて登山靴は硬いので思わぬところに靴ずれができたりします。
靴ずれができないようにするためにも、靴下はすねくらいまで長さのある登山用の厚手のしっかりしたものを履いた方がいいです。
なるべく靴と足が直接触れないようにします。
で、念のため絆創膏は絶対に持っていったほうがいいです。
富士山登山の靴のレンタルは足首が痛くなる
登山靴は安定感を増したり捻挫を防止するためにハイカットになっているものが多いです。
ただ、これがまた難点で、ふだんハイカットを履かない人だと足首周りに靴があたるので
登山靴を履くと足首が痛くなるんですよね。
登山靴があたるくるぶしの上や下あたりが特に痛い!
登山靴は重たいし、同じところにあたり続けると登山靴のせいで足首が腫れるというか、本当に痛いんですよ。
足首がギュッと締め付けられる感じも慣れないし、足首が固定されて歩きにくいと感じることもあります。
なので、レンタルの登山靴が届いたら靴紐などを自分の足にあわせるのはもちろん、
富士山に登るまでの数日の間にできるだけ登山靴の慣らしで街中を歩いておいた方がいいですよ。
富士山登山の初心者の靴選びまとめ
この先ずっと登山を続けるわけじゃないと1度の富士登山のために数万円の登山靴を買うというのはコスパがよくない。
そんな時のために山道具のレンタルサービスがあるのでうまく活用したほうがいい。
ただ、富士登山の場合は靴も行き先も特殊なのでできれば自分の足に慣らした靴の方が安心は安心です。
富士山は本当に高い山ですからね、富士登山の初心者は装備をしっかり整えるのも登頂を果たす大きな助けになりますよ。
服と靴以外の富士登山の装備や準備についてはこちらにまとめています↓
その他の富士山の登山の話題はこちらにまとめています↓
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