前回は富士山の登山で私がした大失敗について紹介しました↓
今回は、私が富士山に登った時に参加したツアーについてです。
登山初心者が女一人で富士山の登山ツアーに参加して感じた富士山に登る前に知っておいたほうがいいことを率直に書いておきますね~
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富士山登山の初心者がツアーに一人で参加するとどうなる?
私が富士山に登る時、前年に妹が富士登山をしていたので「もう一回一緒に富士山登ろうよ~」と妹を誘ったのですが、
富士山は登るものじゃなく見るものだ!
といって頑なに拒否されましてw
ということで、しぶしぶ富士山登山ツアーに一人で申し込むことにしました。
私が申し込んだのは「吉田ルートご来光登山」。
という1泊(山小屋)2日のツアー。
私、富士山はもちろん登山も初心者だったので一人でツアーに参加して大丈夫かなぁ?というドキドキはありました。
実際にツアー当日にバスに乗り込んでみるとその時のツアーの参加者は20人くらい。
あまり年配の人はいなくて20~30代が多く、40代~50代の人もちらほら。
若い人は登山初心者といった感じの人が多く、年配の人は少し山に慣れてる感じでした。
で、
ツアーとはいえ富士山登山に初心者の女子一人で申し込んだら浮くかなぁ?
と心配していたんですが、全然そんなことはなく。
富士山五合目に着くとまず自由時間でお昼を食べたり荷物をコインロッカーに入れたりします。
バスに乗ってる時はわからなかったんですが、富士山五合目について登山前の自由時間になると私以外にも女性一人で参加している人が何人かいることに気づきました。
女性ではないけど山登り好きの外国人も一人いましたよ。
たまたまかもしれなけど、一人で参加の若い男性はその人だけで、一人で参加している人は女性のが多かったです。
私は登山前のお昼を食べている時に同じツアーの同年代のグループと仲良くなったので、私はその後の登山中もその人たちと一緒に行動してました。
で、他のお一人様女子はどうしていたかというと、富士登山中はガイドさんのところに集まって歩いてましたよ。
富士山に登るツアーの場合、たいていガイドさんが同行すると思います。
ガイドさんがいるツアーなら一人で参加してもポツンと一人孤立することはないので安心してください。
あと、20人のツアーでもそれぞれ登るペースが違うし、富士山の登山道はめちゃくちゃ混んでるので歩いているうちにツアーの参加者もばらけてきます。
途中の休憩で点呼をとるし、だいたいガイドさんが先頭、添乗員さんが最後尾という感じで歩くのではぐれることはまずないです。
が、たまに最後尾の添乗員さんが追い越してしまって点呼の時に人数が足りないなんてこともありました(それくらい富士山の登山道は人が多いです)。
なので、初心者だったら変に自分たちのグループで歩くより富士山に登りなれてるガイドさんと一緒に歩いてるほうが安心ですね。
富士山登山の初心者が注意する体調のこと
あと、富士山登山の初心者が心配になるのが高山病など体調の変化ですよね。
富士山ブームで初心者もバンバン登ってますが、平地との標高差はかなりのものだし、携帯酸素を持っていく人もいるくらい。
そんなハードな登山なのでガイドさんつきのツアーに参加すると富士山に登りはじめる前に
「もし高山病になったら言ってくださいね~」
とか言われるんですけど、
正直なところ、
いや、富士山登山ってすごいハードなんですよ。
ふつうに登ってくだけで結構大変なんです。
もちろん息も切れるし、行けば行くほど体が重たくなっていく。
もうダメだ、足が前に出ない、動けない、こ、これはまさか高山病!?
かと思いきやただのエネルギー不足で休憩して食べ物を食べたらまた動けるようになったりw
山を知らない初心者だから過度に心配しちゃうんですけど、高山病の症状って自分ではよくわかりません。
いっしょにツアーに参加していた人たちも特に重篤な高山病にかかったりすることもなく、どうなったら高山病なんだろう?って感じはあります。
なので、初心者で心配ならなるべくガイドさんと一緒に歩いて、体に何か異変を感じたらその都度相談するというのがいいと思います。
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富士山登山の初心者の女子が痛感したこと
で、富士山を登ってる最中は特に男だから、女だからという違いはそんなに感じないんですが、1つ、決定的に女子目線で感じたのは
ということです。
メイクするかどうかって女性としては結構悩みどころだと思うんですよね。
山登りだしバリバリの濃いメイクでいく必要はないのはわかってる。
本当はノーメイクで日焼け止めを塗るくらいのがいいんだろうなというのもわかってる。
でも、出発は新宿だし(早朝だけど)、富士山に登り始めるまではバスの中とかお昼食べる時とかふつうに顔を晒すわけで・・・
ふだんしっかりメイクしてる人からするとノーメイクって心もとない!
なにより、メイクしないと眉毛すらない!
でもなぁ、富士山の登山シーズンは真夏だし富士山に登ってる最中にドロドロになるかなぁ?
山小屋に泊まって一日がかりの登山だし・・・
と、うんうん悩んだ結果、結局私は日焼け止めを塗ってあとは眉毛だけ描いて富士山に登りました。
富士山に持っていったメイク道具も日焼け止めとアイブロウペンシルだけです。
で、実際どうだったかというと
そう感じた理由はいくつかあって、まず
富士山に登っている最中は帽子をかぶっているからそんなに顔は見えません。
富士山に登る時の装備の所でも書いたんですが、富士山の上はめちゃくちゃ日差しがまぶしくて紫外線も平地より強くなります。
なので、帽子は必須。
つばのある帽子を深々とかぶっているので顔はそんなに見えません。
富士山登山の装備についてはこちらにまとめています↓
さらに、私の場合は富士山頂でご来光を見るツアーだったので登山の半分は真っ暗闇の中の夜登山。
富士山の登山道に街灯なんてないのでみんな自分のヘッドライトで足元を照らすくらいなので周りの人の顔なんてちゃんと見えません。
そして、そもそも富士山の登りは本当にきついのでみんな自分のことで必死です。
人の顔がきれいかどうかなんてたいして気にしてませんw
あと、メイクし行かないほうが良い理由がもうひとつあります、それが
富士山の上では顔が洗えないことです。
富士山の登山道には山小屋やトイレがありますが、そこで使う水は基本的にふもとから運んだもの。
もともと富士山の上には水がないんです。
だから富士山では水はものすごく貴重!
飲み水にするのが第一で手や顔を洗う水はありません。
だから山小屋に泊まるとしてもメイクを落とすことができない。
シートタイプのメイク落としを持っていったとしてもメイクを拭き取った後に水で顔を洗い流すことはできません。
あと、メイクを落とすとなると化粧水とか乳液も必要になりますよね?
はっきりいって、それ、富士山ではものすごくいらない荷物です。
登山初心者が富士山に登るなら荷物はできるだけ軽くしたほうがいいので余計な物は持っていかないのが鉄則!
荷物の重さでの失敗はこちらに書いてます↓
中にはどうしてもSNS映えするようにメイクしたきれいな顔で写真を撮りたいという人もいるかもしれませんが・・・
果たして富士登山で綺麗なメイクをどこまで保っていられるかは定かじゃないですw
汗でファンデーションがドロドロになっても、マスカラがカピカピになっても、アイラインがパンダになっても富士山ではきちんと落とせない。
メイクして行くならその覚悟で。
ふつうに富士山登山を楽しむなら眉毛を描くくらいに留めたほうが快適ですよ~。
(正直、ずっと帽子をかぶってるから眉毛すらなくても良かったと私は思ってますw)
ちょっと長くなってきたので富士山登山レポ後編に続きます↓
その他の富士山の登山の話題はこちらにまとめています↓
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